山形県はかねてより三世代同居率が高い県でした。しかし、その同居率は年々低下しており、この地域でもお一人暮らしのご高齢の方や高齢のご夫婦だけの世帯が増えてきております。
平成二年の開設以来、一幸会では地域福祉のために何ができるか、何をすべきかを考え実践してまいりました。今後も少子高齢化問題が深刻化するなかで、当法人がなすべきことを考え、職員一同真剣に取り組んでいきます。
今までの取り組み
配食サービス 【実施期間 平成19年6月~平成25年3月】
学区内のお一人暮らしのご高齢者宅に従業員や協力ボランティアの方が当施設で作った栄養満点のお弁当(500円)を昼食にお配りしながら困りごとがないかまた地域で孤立しないよう見守りを行ってきました。
通所入浴 【実施期間 平成17年2月~】
学区内の銭湯が閉鎖したため、そこを利用していた方々が入浴できなくなるという相談を受け、当施設の浴場を開放することにしました。入浴を楽しみにしてご利用いただいております。25年度、公衆浴場の設備基準を満たすよう改築を行い、県より公衆浴場としての指定を受けました。
交通安全立哨運動 【実施期間 平成19年4月~】
交通安全週間に、施設近くの交差点で地域の交通安全協会の方々と一緒に7時10分~30分間、通勤通学の皆様に交通安全を呼びかけています。
平成24年10月、山形県交通安全協会より表彰されました。
職員による池幸園通り美化運動【平成18年6月~】
池幸園前を通る国道345号線は、古刹金峯神社に通じ、金峯街道と呼ばれています。車の通行量の多い地域のメインストリートです。環境ボランティア委員会の呼びかけにより期間を定めて、業務の合間を利用し、通りの美化運動を行っています。
内川清掃【平成17年7月~】
施設の後ろを流れる内川は、山形を代表する藤沢周平の小説にも出てくる「五間川」のモデルと言われています。季節によっては、白鳥や鴨、白鷺などの姿を楽しむことができます。
施設開放
健康体操教室【平成19年2月~】
健康体操教室は、かつて健楽園で『地域健康支援事業』の一つとして実施していた「健康体力づくり教室」のメンバーが中心になって行っています。
当時、事業終了後もご自分たちで活動を続けたいということで、以来毎週木曜日夕方施設を開放し、地域の皆様の健康づくりに利用していただいています。
交流のあるボランティアの皆様方
わらしべの会様・モルモンヘルピングハンズ様・しらうめ会様・喫茶木もれ陽